無線回線設計 |
無線通信システムを設置する場合、通信を機能させるために 送受信地点の選定,アンテナ等の無線設備の選定,混信等を考慮した周波数の選定などの設計が必要となります。これを無線回線設計と言います。
地形図から 送信地点より受信地点を見通した地形の断面図(プロフィール図)を作成し、設定した周波数で送信したときの電波の減衰量を計算します。
送信の出力,送受信で使用するアンテナ,ケーブル等を設定し 地点間の減衰量を加算して受信点での電界強度,S/Nを計算します。
必用な場合は 現地で仮設のアンテナ等を設営して 実際に試験電波を発信し受信電界を測定(電測作業)します。(電測中の写真)
例1 |
例2 |
例3 |
写真1、仮設アンテナ設置 |
写真2、電測車による測定 |
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